みずきさんちのてっぽう事情

エアガン関連の記事を日々つらつらと

おお バッテリー! しんでしまうとは なさけない・・・。

 

長年使ってきたニッカドのラージバッテリーがとうとう死亡しました。
イーグル模型の8.4V 1600mAhで、1600円くらいの懐に優しいバッテリーでした。

 

マルイG3SG1用に買い、その後メンテ時のテスト用などいろいろ活躍してくれましたが、とうとう充電器がエラーを吐いてしまい充電できなくなりました。

バッテリー外観

放電やちょっぴりだけ強制充電してみても効果なし。

 

まぁ、それっぽい前兆はあったんですけどね。
放電してから満充電したはずなのにちょっとしか撃てなかったり、充電中にジュルジュル音がしてたり、カウンター的には満充電なのに充電が全然終わらなかったりとか。

 

端子がサビちゃったかな~なんて思ってコネクター部分をバラしてみると凄いものが出てきました。

コネクター端子拡大

綺麗な青い結晶が端子にびっしり付いてます。

 

緑青(ろくしょう:銅のサビ)かと思ったのですが、それにしては鮮やかな青色なのでちょっとネットで調べてみました。その正体は電池から漏れ出た電解液の結晶でした。要するにニッカド電池のお漏らしですが、それが毛細管現象でコードを伝ってコネクターまで上がってきたようです。

 

さすがにこれは問答無用で廃棄決定ですが、こんな状態になってても電圧を測ると7.8Vあります。さすがニッカド。丈夫さ(しぶとさ?)がハンパない。

 

何はともあれ、長い間ご苦労さまでした。充電中のジュルジュル音は電解液を吹いてた音だった模様。これからは気を付けよう、ってか、時代的にもうニッカドなんて買うことないんだろうけど。

 

  ◇  ◇  ◇

 

【おまけ】

本日の被検体は先日死亡が確認されたラージバッテリー君です。
後学のために中身がどうなっているか確認してみようと思います。

解体前

まずは外装フィルムをひん剥いて全裸にします。

外装フィルム剥がし

なかなかのセクシーボディです・・・じゃなくて、セルが厚紙で包まれていますが、その厚紙に大きなシミが出来ててまるでオ○ショした布団のようです。もうこの時点でヤバイ匂いがプンプンしてます。

 

意を決していざ切開。

セル状態

オウフwww あまりの惨状にドン引き・・・
漏れた電解液やらサビやらで凄まじい事になってます。

セル状態2

内部のセルは素人目に見ても完全に終わってます。
バッテリーって末期にはこんな風になるんですね・・・

  結論: おかしな兆候が現れたら即座に使用をやめるべし。

以上、検査結果でした。